渦巻き型線香「堀川」10枚入り

¥ 3,080 (税込)

商品コード: 92-1

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はんなりとしたほのかな香りが持続します。ゆっくりと長時間持ちます。当店では毎日焚き染めても1箱で1ヶ月以上使えます。和雑貨屋さんやお料理屋さんにもぴったりです。お食事の邪魔にならない香りです。焚かずにご家庭の玄関に置くだけでもうっすらとい香りが楽しめると思います。

●商品の特徴
付属のうてな(専用香皿)を用いるほか、山型に整えた灰の上に直接のせれば、短くなったお香も無駄なくたくことができます。

白檀の甘みを強調したまろやかな香りです。
料亭や旅館でも使われている伝統的な香りです。


●お香の歴史
わが国で初めて「香」を用いるようになったのは、仏教伝来の頃と考えられれています。「日本書紀」には、「推古天皇3年(595)4月にひと抱えもある大きな沈水香木が淡路島に漂着し、島人がそれと知らずかまどに入れて薪とともに焼いたところ、その煙が遠くまで香り、これを不思議なこととしてこの木を朝廷に献上した」と記されています。

平安時代には、香料を複雑に練り合わせ、香気を楽しむ「薫物(たきもの)」が貴族の必需品となりました。鎌倉時代を迎えると、「薫物」に代わって香木そのものの自然な香りが好まれるようになります。出陣に際しては、沈香(じんこう)
香りを聞いて心を鎮め、精神を統一させたり、甲冑に香をたき込めて戦に臨んだともいわれます。

また東山文化が花開いていく中、茶道や華道と同じく香も「寄り合いの芸道」の一翼を担っています。江戸時代の香り文化は「組香」の創作やそれを楽しむための香道具の製作などに花開きました。また開港場であった長崎に中国福建省よりお線香の製造技術が伝わり、庶民のあいだにもお香が浸透していきました。