大宰府連雅会について

はじめに

雅楽は、親から子、子から孫へと1400年の長きに渡り受けつがれてきた、わが国で最も古い歴史をもつ音楽です。アジア大陸などの音楽と、上代以前のわが国に伝わる音楽との混合融和。

雅楽に関係の深い、皇室、神道や仏教の心も日本人として学ぶべき大切な日本の心です。

一音一音に心を寄せながら、先人の温かい、力強い歩みを後世へ語り継いでいきたいと思います。

お稽古は、初心者から丁寧に指導させていただきます。一度、雅楽につまずいた方もお気軽にお訪ね下さいませ。

代表プロフィール

鬼木 剛(おにき ごう)

1975年、太宰府の連歌屋生まれ。一児の父であり、趣味は、歴史探索、読書、シーカヤック、剣道、料理、登山などアウトドア全般です。

祖先の東漢氏(やまとのあやうじ)は、中国後漢帝の子孫である「阿知使主(あちのおみ)」を始祖とする帰化系氏族集団です。西暦289年、応神天皇の御世に渡来し、様々な文化を日本に伝えました。七姓漢人(しちせいあやうじ)のひとり、安久良(あくら)がご先祖です。

雅楽の越殿楽は、漢の初代皇帝劉邦の軍師、張良(ちょうりょう)の作品とも、漢の皇帝文帝の作品、また日本での作曲ともいわれています。越殿楽はやがて、アジアの玄関口である福岡の民謡、「黒田節」へと親しまれ、歌い継がれてきました。

みなさま、初心者からのスタートです。日本の伝統音楽を共に楽しく学んでいきましょう。



雅楽とは?

日本に上代からあった神楽(かぐら)や東楽(東遊び)・大和歌・などの国粋の音楽と、5世紀頃から伝わった古代アジア大陸諸国の音楽と融合してできた芸術です。894年に菅原道真公によってなされた遣唐使の廃止によっていよいよ国風文化の波の広がりと共に、10世紀にはほぼ完成しました。皇室の保護の下に伝承されたその和声と音組織は、高度な芸術的構成をなしています。

演奏形式は三管(龍笛・篳篥・笙)を演奏する管弦と、舞踊を主とする舞楽と声楽を主とする歌謡とに別れています。使用される楽器は、日本古来の神楽笛・和琴などの他に外来の笙(しょう)・篳篥(ひちりき)・龍笛(りゅうてき)・高麗笛(こまぶえ)などの管楽器と、箏(そう)・琵琶(びわ)・などの弦楽器と、鞨鼓(かっこ)・太鼓(たいこ)・鉦鼓(しょうこ)・三の鼓(さんのこ)などの打楽器があります。貴族のたしなみとして愛され、宮中の儀式や饗宴、春、秋の園遊会、有力寺社の祭儀式などで今日でも演奏されています。

雅楽器三管につきまして

龍笛(りゅうてき)…1400年前より日本に伝承される横笛で、その音色は天と地をつなぐ龍の声を表現していると言われています。横笛(おうてき)とも呼んでいましたが、王の敵・・と語呂が良くないので龍笛という呼称になりました。雅楽では、鳳凰(ほうしょう…天から差し込む光の音を表現)、篳篥(ひちりき…大地の響き、地上界に生きる生物の声)を用い、天・地・空を合わせたその音色は小宇宙を表現しています。

当会では、主に龍笛と篳篥の指導や上記三管による神前挙式の生演奏を行っています。