本当に大変な事態になってしまいましたね。自由への制約はいかばかりでしょう。特にご年配の方々は家からもあまり出ることができずご苦労も多いかと思います。
子を持つ世帯もなかなか。学校が休みになる中、子守を請け負う祖父や祖母たちも疲弊しているといいます。うちは幸いにして自営業で収入を細分化しているため影響は少なく、在宅のため祖父母に子の子守を任せる必要もありません。むしろ、親子で共に過ごす時間が増え日々を楽しく過ごしております。とはいえ、大多数の方はサラリーマンのため後ろ髪を引かれながらお仕事に向かていらっしゃることでしょう。飲食店やデパート勤務の方はお客様が減ってしまい、外国人観光客を泊めていたホテルなども死活問題。
私も今年から太宰府天満宮参道で、外国人を対象とした雅楽教室へと教室の拡大を考えておりましたが方針を転換することとなりました。当面の間はSkypeを使っての外国人の方との音楽交流をし、私自身が外国語を習得しながら教室を少しずつ広げるための時間と考え、10年、20年後を見据えて努力を重ねたいと考えています。この試練を力に変え、乗り越えましょう。これほどの国難を経験したことは初めてですが、私が生まれる前の焼け野原の日本を必死な思いで働いて働いて苦労を重ねて頑張ってきた先人のおかげで今の日本があることを忘れずにいようと思います。たった20年で原爆を2発も落とされた日本が米国に次いで豊かな国になったのですから。しかしながら毎年2万人自殺する国でもあります。本当の豊かさを追究する良きチャンスだと思います。家族の和を見つめ、自らの来し方や未来を見つめさらに高く飛べるよう頑張ります。